コロナウィルスの流行で、将来の見とおしが立たないこの時代。将来に備えるために、無駄な出費を減らして、節約するスキルが求められています。次のようなお悩み、ありませんか?
・コストパフォーマンスのいい節約法を知りたい
・節約はしたいが、無理なガマンはしたくない
筆者は、弁護士として、自己破産するような人から富裕層まで、多くの人の家計を観察してきました。
その経験から、
「人は、収入が増えれば支出も自然と増える」
ということに気が付きました。
どういうことかというと、月収20万円・生活費20万円の人が、月収25万円に昇給したとします。その人が、毎月5万円貯金できるようになるかというと、そうではないのです。多くの人は、生活費も25万円に増えてしまいます。要は、あるだけ使っちゃうんですね。
つまり、意識的に節約しなければ、いつまでたってもお金持ちになることができない、ということなのです。
この記事を読めば、次のことが分かります。
② 無理なガマンをせずにできる、具体的な節約方法
③ サラリーマン夫婦が毎月5万円ずつ節約するロードマップ
では、さっそく、本題に入りましょう。
固定費の削減が重要
節約のコスパを意識しよう
1円安い野菜を求めて、わざわざ隣町のスーパーへ。部屋を出るたびに、電気をマメに消す。
このような小さな節約も無意味ではありませんが、金額の面からみると、数円の成果しまありません。労力のわりに節約効果は薄いです。
小さい労力で大きな金額を節約できるような、コスパの良い節約方法が大切です。
毎月発生する固定費を見直そう
結論から先にいうと、毎月かならず発生する固定費を削ることが、節約の近道です。その理由は、固定費の削減はたった1回の手続きをとるだけで、その効果がずっと続くからです。
以下、具体的にみていきましょう。
具体的な節約方法
スマホを3大キャリアから格安SIMに変更する
約8割の人が、3大キャリア(docomo、Softbank、au)を使っているそうです。3大キャリアの利用料は、平均すると月額8000円ほどでしょう。
これに対し、楽天モバイルや格安SIMと呼ばれる各社のサービスを利用すれば、これを大幅に節約することができます。
例えば、楽天モバイルの楽天アンリミット(Rakuten UN-LIMIT)という新プランは、基本料金が月額2980円。
しかも、今ならば契約最初の1年間は基本料が無料になるという非常にお得なプランになっています。通話料は別途のようですが、LINE電話などを使えば問題ないでしょう。
この1年間の無料プランは、先着300万人限定です。解約手数料も無料なので、気に入らなかったら元に戻せばいいだけなので、気軽に試せますね。
楽天モバイルの詳細はこちらから
月額通信費の約8000円が2980円に減るので、夫婦でこのプランに乗り換えるだけで、毎月5000円×2人分=1万円の節約になるということです。
これは大きいですね!
最近は、一部のiPhoneの機種にも対応できるようになったので、私も、楽天モバイルに切り替えて、このブログでレポートしますね。
ネット系の生命保険に切り替える
毎月、いくらの生命保険料を払っていますか?
楽天生命のこの記事によれば、30代の平均生命保険料(月額)は、
男性16,080円、女性13,580円
なのだそうです。
夫婦で月額約3万円です。けっして安い金額ではないですよね。
生命保険料を節約するコツは、ライフネット生命などのネット系の生命保険会社と契約することです。
例えば、ライフネット生命のこのサイトでシミュレーションすると、
30歳男性 死亡保険金2000万円 定期死亡保険(保険期間10年)
の契約の場合、月々の生命保険料はわずか1886円となります。
日本の場合、健康保険制度等の公的扶助が充実しているので、余分な特約はつけずに、死亡保険のみというのも、じゅうぶんアリな選択です。
夫婦で生命保険を見直せば、毎月2万円も節約できます。
マイカーを手放す
自動車を持つと、もちろん、車両の本体価格がかかります。それ以外にも、駐車場代、ガソリン代、税金などの維持費がかかりますよね。維持費の金額が年間どれくらいか、把握していますか?
池田泉州銀行のこの記事によれば、コンパクトカーの維持費は年間40万円以上なのだそうです。移動するために毎年40万円。この出費を何十年も続けますか?
マイカーを手放せば、毎月3万円以上の維持費だけでなく、カーローンの支払いからも解放されるのです。
私自身、電車通勤し、必要な場合だけタクシーやカーシェアリングを利用しています。このライフスタイルを何年も続けていますが、何の不自由もありません。
本気で節約するなら、マイカーの査定額を調べてみてもいいかもしれませんね。
住んでいる地域の事情で、車をどうしても手放せない家庭は、維持費の安い軽自動車への切り替えるという方法もあります。
仕事に弁当・水筒を持っていく
また、固定費ではありませんが、弁当・水筒を仕事に持参することで、夫婦で毎月4万円も節約することができます。この記事に私の実践している方法を紹介していますので、参考にしてみてください。
5万円の節約は、難しくない
毎月、収入を5万円増やすことをイメージしてみてください。
それと比べると、上記の方法で5万円を節約することは、難しいことではありません。
5万円の余裕が生まれるという効果は同じですが、節約のほうが、断然簡単です。しかも、固定費を1回へらしてしまうと、その効果はずっと続きます。
固定費の削減は、始めるのが早ければ早いほど、有利です。払わなくてもいい固定費をうまく削減して、賢く将来に備えましょう!
まずは、夫婦で話し合ってみて、節約を始めるのだという認識を共有するのも忘れずに!