お金を増やすなら副業より先に節約から始めるべき5つの理由

節約 節約術

将来のために、お金を増やしたいです。でも、何から手をつけていいか、分かりません。

そんな悩みを持っている人に向けて、この記事を書きました。

いろんなマネー本に書いてある常識ですが、お金を増やすためには3つの方法があります。

①収入を増やす
②支出を減らす
③投資で運用する

では、①〜③のうち、どれから先に始めればいいのでしょうか。

この記事を読めば分かること:

お金持ちになるためには、まず②の支出を減らすための【節約】から始めるべき理由

この記事を書いた人:

  • 東大法学部卒の弁護士
  • 仕事で多くの人の家計を分析
  • 最近、自分でも月3万円の節約に成功

では、節約から始めるべき5つの理由を解説していきます。

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浪費家はお金持ちにはなれない

高収入だけど、貯金がない人々

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成30年)」によると、年収750万〜1000万円の人のうち、9.6%もの人が「金融資産を保有していない」と回答しています。

世間一般では高収入と思われている人の10人に1人が、貯金を全く持っていないなんて、驚きです。なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか。

「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

これは、パーキンソンの第2法則と呼ばれている有名な法則のせいです。収入が増えると、自然と支出も増えてしまうということを意味しています。

具体的には、月収20万、毎月の生活費も20万円で暮らしている人がいたとします。その人の収入が、ある日、40万円に倍増しました。その人は増えた20万円を貯金できるようになるかというと、そうではありません。多くの人は、収入が増えた分だけ、支出も増やしてしまうのです。結果、お金は貯まりません。底に穴の空いたバケツにいくら水を注ぎ込んでも、水はどんどん漏れていって、溜まっていかないのと同じことです。

節約を知らないと、豊かにはなれない

このように、副業や投資で副収入を得たとしても、支出を減らす方法を知らなければ、お金を増やすことはできません。増収に応じて支出も増えるからです。つまり、節約を正しく学び、バケツの穴を塞ぐ必要があります。

節約には努力や才能は必要ない

副業や投資には努力や才能が必要

ブログ、YouTube、WEBライティング、プログラミング。不動産投資や株式投資。世の中には、副収入をあげる手段がたくさんあり、結果を出している人もいっぱいいます。

でも、成功しているのは、しっかり勉強して、努力する人たちです。いいにくいことですが、才能もある程度は必要だと思っています。副業や投資には優秀なライバルが多く、勉強も努力もしないような人が戦いを挑んでも惨敗するのがオチです。

節約に必要なのは「決意」

節約には、努力も才能も必要ありません。必要なのは、決意だけです。たとえば、「節約をする」と決めて、無駄な飲み会に行くのをやめる。そしてその生活を続ける。それだけで成立する、ごく簡単な話なのです。問われるのは、決意の強さだけです。

節約は効果がすぐに出る

副業や投資は時間がかかる

副業や投資を始めたとしても、結果が出るまでには時間がかかります。

ブログやYouTubeなどの副業の場合、収入が出るまでに数ヶ月とか、へたしたら年単位の時間がかかってしまうことも珍しくありません。しかも、収入が増えていく速度も、最初のほうはとてもゆっくりです。不動産や株式の投資も、数年から数十年の時間をかけてじわじわと利益を上げるのが王道です。

節約は、開始初日から成果が出る

これに対し、節約は、始めた日から即、成果が出ます。しかも、スマホ代や家賃などの固定費を節約できた場合には、たった一度の努力で、節約効果はずっと長続きします。

確かに、節約は地味で、副業や投資がうまくいったときのような爆発的な効果はありません。でも、地味なりに確実な成果をだせるのが、節約のメリットです。

節約にはリスクがない

副業や投資にはリスクがある

投資にリスクがあるのは当然のことですが、副業にもリスクがあります。副業を始めるには勉強したり道具をそろえる必要があり、時間やお金がかかります。副業が失敗した場合、かけた時間やお金は戻ってきません。

節約はノーリスク・ハイリターン

節約には、このようなリスクがありません。節約をした瞬間、成果が出るのですから。節約は、リスクをとることなくお金を増やすことのできる、魔法みたいなものなのです。

節約には王道がある

固定費を削ろう

ちまたには、さまざま節約術があり、どれを選ぶか迷うと思います。ここでオススメなのは、どんな節約術の本に書いてあるような、王道と呼ばれる方法から取り組むことです。それは、スマホ代、マイカーの維持費などの大きな固定費を削ることです。具体的な方法は別記事でまとめてありますので、参考にしてみください。

具体的な方法はこちらから

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